感想
まず、ネタバレ的なラジオの12話予告
「case24 Fall of the Wall」 革命軍の女王暗殺計画を知ったプリンセスは、革命を止めようとするが、 プリンセス暗殺の失敗を察したゼルダは、プリンセスに銃口を向ける。 一方アンジェは、プリンセスの真意を確認するため、飛行船を脱出するが……。
ちょっと卑怯ですが、上記も含めての感想です。
プリンセスの覚悟
「壁を無くす」ためなら何でもする。今回の見せ場は、やはりアンジェにさよならを告げ、アンジェに成りすましてコントロールをあざむき、一人で全てを背負い込んで立ち向かうプリンセスの覚悟だと思う。
ところで、クーデター計画により予期せず女王の座にリーチがかかるが、12話予告ではクーデターを阻止するということで、プリンセスがどちらを選ぶかの葛藤はあるのだろうか?
個人的には革命が作るのは憎しみの連鎖から生まれる「壁」であり、そうした自体を避けるべく阻止する、という展開と想像。
プリンセスの涙
プリンセスの言うアンジェは、怖がりで泣き虫でいつもトラブルを起こして、プリンセスが後始末していて、そんなアンジェが嫌いだった、と言った。これは真実なのか?嘘なのか?
10年前、アンジェは古井戸で自殺するつもりでいた事が今回判明。また、4話でアンジェは昔の自分は嫌いとも言っていた。そう考えると、言葉通りアンジェがダメな子だった可能性は高い。
ただし、4話でプリンセスは昔のアンジェを好きになった、とも言っている。ネガティブ面があったとしても、アンジェの事はだ大好きったハズ。その思いが強かったので、今回のプリンセスの行動には驚いた。
結局、プリンセスは「壁を無くす」という夢の実現の阻害要因のアンジェにイラっとして、ひどい言葉を投げかけたのは、少なからず本心だったのだと思う。
でも、扉越しに流したさよならの涙もまた、アンジェを守るため、アンジェを思う、本物の気持ちだったのだと思う。
プリンセスの人生をおもちゃにした。
この台詞は手厳しい。
10年前のロンドン革命の時にお互いの人生が激しく変化した。不可抗力であってアンジェの責任じゃ無いと思うし、アンジェも相当な苦労をしてきたのでこれ自体は一方的に非難される話じゃ無いと思う。
ここは「壁を無くす」という信念を植えつけたのはアンジェなのに、今度はプリンセス本人の意思に無関係に後戻り出来ない形で逃げ出そう、と言い出した事に対して「私の人生をおもちゃにした」発言が出たのだと思う。
でも、これはプリンセスと内緒話ができない状況で、しかも味方が居ない状況でのアンジェにとっての最善手。
しかしながら、アンジェはプリンセスの肝心な心が理解できておらず、結局、プリンセスの逆鱗に触れてしまった。
仕方が無い事だと思う。今週の痴話喧嘩はちょっと重い。
アンジェの涙
アンジェは全てを失ったけど、プリンセスへの罪の意識からプリンセスに一言謝罪するために今日まで生きてきた。
幾ら何でも律儀すぎると思う。
スパイ養成所に入ったのは、偶然だったかも知れないが、チェンジリング作戦まで立案してロンドンの壁を超えてプリンセスに会いにきた。
でも、謝った上で一緒に逃亡しようとしたプリンセスには、「壁を無くす」目標のためここから逃げる事は出来ないと断られた。
その後も、プリンセスの身を案じて注意深く作戦を考えるのにプリンセスの好奇心に振り回され、苦労し続けた。(プリンセスの判断が最善手の事も多いけど)
プリンセスは、こうしたアンジェに対して決して謝罪する事や有難うと感謝する事が無い。アンジェの罪の意識に漬け込んでわがままを言っている様に感じていた。
そして、今回はダメな子のアンジェが嫌い!という捨て台詞と共にプリンセスは目の前から立ち去ってしまった際に、アンジェは遂に涙を浮かべてしまった。
私はプリンセスはアンジェに辛く当たりすぎていると思ってたし、アンジェが可哀想で同情してたが、遂に泣かせてしまった。
アンジェはプリンセスの人生をおもちゃにした、という点についてはプリンセスに謝る必要があるかも知れない。
しかし、プリンセスはアンジェにこれまで頑張って守ってきてくれて有難う、という気持ちを表さなければ、物語が完結しない様に思う。
是非、12話でプリンンセス→アンジェに、今まで守ってくれて有難うごめんなさい、アンジェ→プリンセスに、今まで縛りすぎてごめんなさい、と歩み寄らないと個人的には物語が着地しない。是非とも二人には仲直りして結末を迎えて欲しいと願う。
アンジェというヒロイン
スパイというのは超能力者と同じで日常から離れ過ぎてしまい、視聴者の感情移入がしにくいキャラになりがちではある。それは、スパイものである事の逃れられない呪縛かも知れない。
特に、アンジェは1話でエリックを保険金詐欺で自らの手で引鉄をひき、射殺している。田舎娘やヤンキー娘などの濃いめのものも含めて様々なカバーもこなしてきた、完璧で凄腕のスパイ。
黒蜥蜴星人。得体の知れないキャラ。
だけど、ここに来て一人悩み最愛の友人とすれ違い涙を見せる。女々しいと言ってもいいほどの崩し方である。急に弱点を見せ身近な存在になった。
私はドロシーと同様の感情でドラマを見ているので、ここまでの10話の間に溜まった緊張感を経て、この弱さを見せられて、初めてアンジェという人間描写が完成したと思った。そして、アンジェの事をより愛おしく思ってしまう。見事な展開だと思う。
Twitterのつぶやき
プリンセス・プリンシパル 11話 守りたい。振り回されたくない。 国を左右する大きな潮流に流されすれ違う二人。 我儘言ってたのは現アンジェ?収集していたのは現プリンセス? 最後にゼルダの前に現れたのはアンジェ?プリンセス? 嘘と真実の溶けた世界の決着気になる。 #pripri
— 伊藤つくし (@itoutsukushi) 2017年9月17日
プリンセス・プリンシパル 11話 これまでずっとアンジェの思いが気になってた。 何故、そこまでしてプリンセスを守るのか? 何故、プリンセスは我儘に耐え答えてきたのか? それはプリンセスに一言謝罪したかっただけ。たった一人の心許せた友人とは言え、律儀すぎると思う。 #pripri
— 伊藤つくし (@itoutsukushi) 2017年9月17日
プリンセス・プリンシパル 11話 対してプリンセスのアンジェに対する思いやりの無さも気になってた、アンジェが可哀想だと。 トラブルを起こすのはアンジェ、後始末はプリンセスというのは言葉通りなのか?逆なのか? さよならの涙の意味がアンジェを守る為なら訂正します。 #pripri
— 伊藤つくし (@itoutsukushi) 2017年9月17日
プリンセス・プリンシパル 11話
— 伊藤つくし (@itoutsukushi) 2017年9月19日
歯抜けになっているcaseはちゃんとストーリー構成上、考えられたエピソードが練られているのか?そうではないのか?気になる。#pripri
プリンセス・プリンシパル 11話 飛行客船グッドホープ。 現代の我々が想像する気球のような飛行船ではなく、ケーバーライト機関を6機搭載した鉄の塊の船の模様だが。軍艦と違い窓が多い。 #pripri pic.twitter.com/t7zorGk8IA
— 伊藤つくし (@itoutsukushi) 2017年9月19日
プリンセス・プリンシパル 11話 ロンドンの壁に建造中の親王室寺院。相変わらずスケールが大きい。 今週末には強化工事も終わり、献納式で女王陛下の挨拶がある。 3枚目、一段と高い橋の様な所に工作員が何か仕込んでいる模様。ここで女王陛下のスピーチがあると思われるが。 #pripri pic.twitter.com/yg1zr8AqS3
— 伊藤つくし (@itoutsukushi) 2017年9月19日
プリンセス・プリンシパル 11話
— 伊藤つくし (@itoutsukushi) 2017年9月19日
Bパートの舞台になるのは空港。背景とても綺麗。デザイン壮大。
1枚目は、空港駅に到着する列車。
2枚目は、空港内を行き来する飛行客船。
3枚目は、空港にあるショッピングモール。
4枚目は、空港ターミナルに向かう通路?#pripri pic.twitter.com/GMwxYpD4OF
プリンセス・プリンシパル 11話
— 伊藤つくし (@itoutsukushi) 2017年9月19日
12/25
委員長自殺。
プリンセス暗殺指令。
寮に戻るとゼルダが居て、ドロシーが消えた。
12/26
プリンセスの監視が強化。
アンジェが7と接触。
ちせが転校。
空港での戦いの準備。
12/27
空港に向かう。#pripri
プリンセス・プリンシパル 11話
— 伊藤つくし (@itoutsukushi) 2017年9月19日
アルビオン王国のクリスマスツリー。
飾りが歯車なのがアルビオン風。OPベアトの花も同様に歯車風なのでこの世界で良くある意匠。
通常クリスマスのお祝いは12/25まで。当日は12/27だが欧州の一部では年末まで祝う地方もある。#pripri pic.twitter.com/DOLUEjwZ70
プリンセス・プリンシパル 11話
— 伊藤つくし (@itoutsukushi) 2017年9月19日
イングウェイ少佐と42人の同志。
1、2枚目はロンドン入りした彼ら。多分12/25。
3枚目は空港でゼルダ、プリンセスと合う彼ら。12/27。
壁の部隊と連絡を取る話だったが空港から入国し2日間ここに潜んで居たのだろうか?#pripri pic.twitter.com/3D0Uq39wBE
プリンセス・プリンシパル 11話
— 伊藤つくし (@itoutsukushi) 2017年9月19日
アンジェとプリンセスの分かりやすい見分け方。
アンジェの首元のリボンには飾りはない。
プリンセスの首元のリボンには黄色の飾りがある。#pripri pic.twitter.com/zIwLl8Esks
プリンセス・プリンシパル 11話 ここの所ちょんまげはご無沙汰だったが、不穏な空気にまげを結う堀河公。 #pripri pic.twitter.com/tHjps4atod
— 伊藤つくし (@itoutsukushi) 2017年9月20日
プリンセス・プリンシパル 11話
— 伊藤つくし (@itoutsukushi) 2017年9月20日
寮母さんに呼ばれているアンジェ。
やっぱり、昨夜、荷物と共に忽然と居なくなったドロシーに関して表向きな理由があり、その事を説明されに行くのだろうか?#pripri pic.twitter.com/3tjwcCagTe
プリンセス・プリンシパル 11話 12話予想。 10年前の革命でシャーロットとアンジェは入れ替わった。最終回で元に戻ると話は綺麗。今のプリンセスは簡単には退かないので、プリンセスがガゼルの銃弾に倒れ、残されたアンジェが再び姫として壁なき世界を目指す事を誓う。 #pripri
— 伊藤つくし (@itoutsukushi) 2017年9月21日
プリンセス・プリンシパル 11話 12話予想。 何もかも決着した後、アンジェとシャーロットは入れ替わり元に戻る。 シャーロットがクロエのペンネームで黒蜥蜴星のスリとお姫様のお話を出版し孤児院でジュリはその本を読む。ジュリはスパイ養成所で日々訓練を積むのであった。 #pripri
— 伊藤つくし (@itoutsukushi) 2017年9月21日
プリンセスに・プリンシパル 11話 12話予想。 ベルリンの壁での女王暗殺に失敗し逃亡するイングウェイ少佐。逃げ込んだ先の洗濯屋のマリラ達は大騒ぎ。偶然通りかかったフランキー一味がイングウェイ少佐をひっ捕らえる。高台から望遠鏡で見ていたちせは、満足げに微笑む。 #pripri
— 伊藤つくし (@itoutsukushi) 2017年9月21日
プリンセス・プリンシパル 11話 12話予想。 再度終結したチーム白鳩。王国軍が配備していたマークI戦車に5人で乗り込み大暴れ。ドロシーの冴えるドリフト走行、百発百中ちせの射撃、声色通信のベアト、車長のプリンセスと装填手のアンジェの見事なコンビで王国軍を翻弄。 #pripri
— 伊藤つくし (@itoutsukushi) 2017年9月21日
プリンセス・プリンシパル 11話 12話予想。 「みんな、どこへ行ってしまったのかしら?」 独り取り残されクイーンズ・メイフェア校で紅茶を飲みながら皆の帰りを待つうちにニューイヤーを迎えてしまうベアト。 #pripri
— 伊藤つくし (@itoutsukushi) 2017年9月21日
プリンセス・プリンシパル 11話 12話予想。 大晦日、東洋の妙な服装を着込むイングウェイ少佐達。広がった袖の部分は水色のギザギザ模様。ロンドンの壁の新王室寺院に突入し女王陛下に近づく少佐達。「まてまて、おぬしら新選組か」と突っ込みながら全員切り捨てるちせ。 #pripri
— 伊藤つくし (@itoutsukushi) 2017年9月21日
プリンセス・プリンシパル 11話 再登場のリリ・ギャビストン。 何だかんだ言って、いいキャラっぽい雰囲気で見ていて和む。もう少し出番が欲しかった。 #pripri pic.twitter.com/swpICw5FVo
— 伊藤つくし (@itoutsukushi) 2017年9月21日
プリンセス・プリンシパル 11話 12話予想。 共和国の技術を盗み王国もやっとCボールを開発。王室バレエ団のエイミーはCボールを使った無重力バレーを編み出す。新寺院献納式での記念上演中にクーデター発生。王国スパイでもあるエイミーの女王陛下を守るの戦いが始まった。 #pripri
— 伊藤つくし (@itoutsukushi) 2017年9月21日
プリンセス・プリンシパル 11話 12話予想。 次々に起こるクイーンズ・メイフェア校生徒失踪事件。寮母からも注意喚起が。私立探偵リリ・ギャビストンは部下二人とともに捜査に乗り出し、唯一残された博学部のベアトに着目。そして、自分の部屋が盗聴されている事に気付く。 #pripri
— 伊藤つくし (@itoutsukushi) 2017年9月21日
プリンセス・プリンシパル 11話
— 伊藤つくし (@itoutsukushi) 2017年9月23日
共和国スパイのゼルダ。
悪役って感じ。他のスパイの皆さんと違いゼルダは可愛く無い。通常の服はズボンだし任務服もタイツ。男性っぽい服装。
まだ、王国側のガゼルの方が女性っぽい。#pripri pic.twitter.com/MKuVOp7rwk
プリンセス・プリンシパル 11話
— 伊藤つくし (@itoutsukushi) 2017年9月23日
「達者でな」
ちせがクイーンズ・メイフェア校から去る時に、アンジェとは挨拶していたが他の人とは挨拶出来て居ないだろうに、その事に触れずに、淡白に出て行ったのが、なんかちせっぽく無いな、と思った。#pripri pic.twitter.com/BtgILRVsQv
プリンセス・プリンシパル 11話
— 伊藤つくし (@itoutsukushi) 2017年9月24日
空港での戦いの準備をするアンジェ。
このシーンを、ランニングとトランクスの下着姿で電子工作の半田付けをしていたガンダム1話冒頭のアムロの事しか連想できない。#pripri pic.twitter.com/0Zg6EsgWEo
プリンセス・プリンシパル 11話
— 伊藤つくし (@itoutsukushi) 2017年9月24日
ドロシー、ベアト、ちせ、そしてゼルダ、それぞれの最終カット。#pripri pic.twitter.com/kt5oHhFCnp
プリンセス・プリンシパル 11話
— 伊藤つくし (@itoutsukushi) 2017年9月24日
7とコンタクトをとるアンジェ。
7も新店長のジェネラルはよく思っていないと思うし、わざわざこのシーン入れているので、12話で何かあるのかな、と妄想。#pripri pic.twitter.com/83nXwVMFWB