たいやき姫のひとり旅

アニメ感想など…

2018-01-01から1年間の記事一覧

SSSS.GRIDMAN 12話「覚醒」

SSSS.GRIDMAN 12話「覚醒」 はじめに SSSS_GRIDMAN 12話、および全体を通しての感想を書きました。結構辛辣です。 当初、Twitterに軽く書くつもりでしたが、少し文章が長くなりましたので、ブログにまとめておきます。 2018年12月26日追記 フィクサービーム…

ゾンビランドサガ 1話~11話

はじめに 2018年秋期で右肩上がりの盛り上がりを見せる「ゾンビラドサガ」。最初は視聴していなかったのですが、私は、1話~7話を一気見してハマりました。 現在、11話までOAされており、残すところ、ラストの12話のみ、という状況です。 12話への期待が高す…

若おかみは小学生!(その3)

ネタバレ全開です。閲覧ご注意願います。 はじめに いつもSNSやブログで他人の感想・考察をみているのですが、また、いくつか気になるネガ意見がありましたので、ブログに書いてみました。異論は認めます。 前のブログ、前の前のブログもありますが、今回も…

若おかみは小学生!(その2)

ネタバレ全開です。閲覧注意願います。 はじめに SNSやブログで他の人の感想などを見ていましたが、人によっては部分的に合わないとの否定的意見もあり、いくつか感じた事もあったので、考察・感想を追加します。 前回の記事は、あれはあれで一旦まとまった…

若おかみは小学生!

ネタバレ全開です。閲覧ご注意ください。 はじめに SNS上の絶賛の声も納得の傑作です。 とりあえず、いつもの通り、考察・感想としてまとめました。 ちなみに、私はTVシリーズ、原作小説は未見、未読です。 なお、下記のブログもありますので、併せて見てい…

ハイスコアガール(大野主観編)

はじめに ハイスコアガールがとても面白い。 懐かしいゲームネタに笑い、恋愛ドラマに胸キュンする。この二つの要素をメリハリ付けて進行し、恋愛ドラマに毎週泣かされる。 ハルオ、大野、日高の三角関係の中で、大野は物言わず本性が見えにくいと思う。SN…

ペンギン・ハイウェイ

ネタバレ全開です、閲覧ご注意ください!! はじめに 私は本作を鑑賞後、この作品のアニメーションとしての美しさや躍動感に凄みを感じましたが、内容についてあっさりした感じを持っていました。 しかし、鑑賞後、いろいろと考えてみると、二度三度、深く味…

はねバド! 2話 「運動の後の肉は格別ッス!」

はじめに 2018年7月放送開始のバドミントン部員達の活躍を描く「はねバド!」に大きな衝撃を受けている。 私は、アニメを見る時に、その物語の大局や、物語を捉えたい、と思っている。そして、それを捉えるために、各キャラクターに寄り添い、何故そう考え、…

ひそねとまそたん 9話「ギャーーー!!」

はじめに 突然ですが、9話から「ひそねとまそたん」の各話考察・感想ブログを書きます。 8話では、新たな情報と謎がばらまかれ、これまでに丁寧に積み上げてきた伏線を更に立体的にした感じでしたが、9話で恋愛感情がドラマの軸に据えられて待ったなしの状態…

リズと青い鳥(その2)

映画と原作小説のネタバレ全開です。閲覧ご注意ください。 はじめに 2回目の「リズと青い鳥」の鑑賞をしたので、あらためてブログを書きます。 私は「虚無感と味気無さ」とという強烈な感想を初見のブログに書いてしまいました。 それは事実として気持ちの…

リズと青い鳥

映画と原作小説のネタバレ全開です。閲覧ご注意ください。 はじめに 私は、山田尚子監督&吉田玲子脚本の大ファンであり、響け!ユーフォニアムの大ファンでもあり、当然「リズと青い鳥」は非常に楽しみにしていたのですが、鑑賞後の感想は、自分でも驚くべ…

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 13話『自動手記人形と「愛している」』

考察・感想 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 「不殺」は貫くことができるか? ヴァイオレットの命題のうちの一つは、絶対に殺生しない、させない。 ヴァイオレットは代筆の仕事を通して、戦争による理不尽な兵士達の死、残された家族の悲しみの悲痛を知り…

響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のホントの話(その2)

ネタバレ全開です。閲覧ご注意ください。 はじめに 十二章アンサンブルコンテストの感想・考察です。 他の短編は、その1の方にまとめましたが、あまりに長くなるので、十二章だけ分けました。 アンサンブルコンテストは第二楽章以後、新体制になって年度が…

響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のホントの話

ネタバレ全開です。閲覧ご注意ください。 はじめに 第二楽章に続く響け!ユーフォニアムの短編集ですが、期待を超えて良かった! もう、短編は本当にいろいろです。全体的に短い作品が多いので、もう日常の一コマだけで終わる空気みたいな作品もあり、今まで…

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 12話

感想・考察 主張の異なる軍人達のぶつかり合い 先の大戦で戦ってきた軍人・兵士達の、それぞれの持ち味が違う主張のぶつかり合い、せめぎ合いのドラマだったと思う。 ディートフリート海軍大佐、メルクロフ准将、ヴァイオレットの3人の戦争への想いを紐解き…

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 11話『「もう、誰も死なせたくない」』

感想・考察 クトリガル国、メナス基地の内戦 大戦は終結したが、内戦状態で戦闘が続く国もある。今回の依頼人は、船旅で一週間かかる大陸北端のクリトガル国の一兵士だった。 我々の住む世界も、第二次世界大戦後、イデオロギーの対立により西東分裂した。終…

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 10話『「愛する人は ずっと見守っている」』

感想・考察 アン・マグノリア 父親は他界。母親は自宅で病気療養。あと家政婦のエリスと高原の屋敷に三人暮らし。 母親の不治の病に気付いていて、そのうちに母親が亡くなったら独りぼっちになってしまう。だからこそ、残された貴重な時間を母親と過ごしたい…

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 9話『「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」』

感想・考察 サブタイトル もしかして8話9話は繋がっていて切れていないので、いうなれば8話が「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 前編」9話が「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 後編」と考えれば良いのだろうか。 ヴァイオレット・エヴァーガーデン ヴァ…

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 8話

感想・考察 どうでもよいけど、サブタイトルが無いのは意図的なのか? ギルベルト・ブーゲンビリア 8話の主役はギルベルト少佐だったと思う。 出会いは可哀そうな子を引き取るという気持ちだけだったのかも知れない。 軍もヴァイオレットの大量殺戮能力に戦…

さよならの朝に約束の花をかざろう

ネタバレ全開です。閲覧ご注意ください。 総括 P.A.WORKS オリジナル長編劇場アニメーションの本作は、とても奇麗で透明感がありノイズが少ない。 2時間の尺でも疲れない、見やすい映画だったと思います。 人が生まれて生きて死ぬ。その人生の中で関わった…

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 7話 『「        」』

感想・考察 オスカー・ウェブスター 問題は、娘の死別を受け入れられない事 人気劇作家だったオスカー。妻を早くに亡くし娘との二人暮らしをしていたが、その娘も病気により他界する。大切な人が一人も居なくなった悲しみで、執筆も出来なくなり、酒におぼれ…

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 6話 『「どこかの星空の下で」』

感想・考察 ユースティティア天文台 シャヘル天文本部 下界から隔離された天界 今回の出張先は、ケーブルカーで登った先の山頂のシャヘル天文本部。宇宙と雲海の間で天体を観測し、天体関連蔵書多数の図書館を併設。そこで働く者は男ばかり。ドールたちの到…

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 5話 『「人を結ぶ手紙を書くのか?」』

感想・考察 シャーロッテ姫 14歳で隣国に嫁ぐことになる一国の姫君。 登場シーンでは、行儀が悪く、泣き虫で、子供っぽさが強調されていた。 10歳の誕生パーティーのシーンでも姫君という公の立場に縛られ、一個人としての自分は存在していないような扱いで…

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 4話『「君は道具ではなく、その名が似合う人になるんだ」』

感想・考察 アイリス・カナリー アイリスは菖蒲(あやめ)の花からとった名前。 日本人の感覚だと菖蒲は5月で、棚田も田植え直後だったし、5月生まれなイメージなのかな、と想像。 他の作品を持ち出すのも何ですが、アイリスは「響け!ユーフォニアム」の加…

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 3話『「あなたが、良き自動手記人形になりますように」』

感想・考察 ヴァイオレットとルクリアの友達関係 3話でのポイントは、初めてヴァイオレットが他人の気持ちを伝えたい!と思った所だと思う。その気持ちがルクリアの手紙の代筆させて兄に届けるという行為に至った。それは、ルクリアがヴァイオレットにとって…

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 2話『「戻って来ない」』

感想 エリカ・ブラウン エリカは自信が持てず押しが弱い性格。 エリカの代筆には、エリカの弱さが反映されてしまい、ドールの仕事の出来栄えもパッとしない。それによりさらに自信喪失にという悪循環。ドールの仕事を長く続けてて、そんな自分にも嫌気がさし…

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 1話「「愛してる」と自動手記人形」

感想 久々の京アニのTVアニメ。シリーズ構成が吉田玲子なのも嬉しい。ついでにいうと世界観設定は鈴木貴昭でミリタリー系も丁寧にやってくれそう。 キャラの線が多いからか大袈裟なアクションシーンは局所的に抑えて全体的にゆっくりした動作の芝居が多めに…